【書評】「データ・ドリブン・マーケティング 」のレビュー

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どうも!わてぃー(@watalog2020)です!

悩んでいる人

・マーケティングって言葉は聞いたことあるけど、具体的にどういう方法があるの?
・マーケティングについて勉強しようと思っているけど、何から始めれば良いの?

という風に思ったことありませんか?

そんな方にぜひ読んで欲しい本があります。それが

データ・ドリブン・マーケティングー最低限知っておくべき15の指標ー

あのAmazonのジェフ・ベゾスも愛読していて、Amazon社員の教科書でもある一冊。

マーケティングを行う重要性や方法が詳しく書かれていて、マーケティング初心者にとっては入門書と言える本です。さらに今後の主流であるデジタルマーケティング手法についても書かれているので、とてもおすすめ。

本の内容を簡単にまとめると、次のような感じ。

本書の要約

企業が売上や価値を伸ばしていくためには、”データ・ドリブン・マーケティング”が一番有効な方法である。この方法は、様々なデータを収集・活用し、途中の成果も測定しながら実施していく方法であるが、ほとんどの人ができていない。本書で紹介している15の指標を適切に活用していけば、誰でもマーケティングの成果を高めることが出来る。

マーケティングの勉強をしようと思っている方にとっては、おすすめの本となっているので、この記事を参考の上、読んでみてくださいね。

目次

「データ・ドリブン・マーケティング」について

基本情報
  • 出版年:2017年4月19日
  • ページ数:455
  • 著者:マーク・ジェフリー
  • Kindle版にも対応

【読みやすさ】 難しい

専門的な用語が数多く出てくるので、私みたいにマーケティングを初めて勉強する方にとっては、少し内容が難しいかもしれません。

ページ数も多く、じっくりと読んでいく必要があるので、読み終わるまでに1週間くらいかかると思います。

ただしっかりと読めば、理解できるような内容になっているので、安心してください。

目次

第1部 データ・ドリブン・マーケティングのアウトライン

 第1章 マーケティング格差

 第2章 何から始めるべきか?

 第3章 10の伝統的なマーケティング指標

第2部 マーケティングの成果を劇的に向上させる15の指標

 第4章 5つの重要な非財務系指標

 第5章 投資リターンを示せ!

 第6章 すべての顧客は等しく重要・・・・・・ではない

 第7章 クリックからバリューへ

第3部 データ・ドリブン・マーケティング上級編

 第8章 アジャイル・マーケティング

 第9章 「まさにこれが必要だったんだ!」

 第10章 データ・ドリブン・マーケティングに必要なITインフラ

 第11章 マーケティングの予算、テクノロジー、プロセス

「データ・ドリブン・マーケティングー最低限知っておくべき15の指標ー」より引用

本の要約

本書は3部構成になっており、それぞれ次のような内容になっています。

第1部の内容

マーケティング活動を成功に導くためには、データ・ドリブン・マーケティングが必要不可欠。この方法を実践できている企業とそうではない企業とでは、成果の面で大きな差が出るからです。

第1部ではこのマーケティング手法の重要性、実際にどのように進めていくべきかについて、説明されています。

第2部の内容

データ・ドリブン・マーケティングを行う上では、データを収集し、適切な指標で運用していく必要があります。

第2部では、ブランド率や解約率など、一度くらいは耳にしたことがある指標から、正味現在価値や内部収益率など、聞き慣れない指標まで、合計で15の指標について説明されています。

クリック率や口コミ増幅係数など、デジタルマーケティング関連の指標についての説明もあり。

第3部の内容

第2部で紹介した15の指標を、具体的にどういう方法で活用し、実際のマーケティング活動に落とし込んでいくかについて述べられています。

著者について

この本を書いたマーク・ジェフリーさんは、大学の教授でありながら、マイクロソフトやインテルなどの有名企業のコンサルティングも行っているというすごい方。

本書でも実際にコンサルを行った色々な有名企業がたくさん登場してきます。日本企業もいくつか出てくるので、身近に感じることができますよ。

特に気になった部分

本書で気になった部分について、2点紹介していきます。

マーケティングが成功している企業とそうでない企業には違いがある?!

好業績企業は短期の需要喚起型マーケティングが企業平均より少なく、ブランディングやカスタマー・エクイティ向上のための投資にはより大きなマーケティング予算を配分する

「データ・ドリブン・マーケティングー最低限知っておくべき15の指標ー」より引用

マーケティング活動が上手くいっている企業は、そうではない企業に比べて、ブランド価値や顧客満足度を向上させるための費用配分が大きいんです。

皆さんも、商品やサービスを選ぶ際、次のように出来るだけ良い方を選びたいですよね?

聞いたことないブランド有名なブランドの商品

評判が悪いサービス評判が良いサービス

そう考えると、「ブランド価値や顧客満足度向上」へマーケティングの比重を大きくすることは、企業の業績にとっても非常に重要なことです。

ただ「ブランド価値や顧客満足度向上」といったことは、すぐに成果が出るわけではないので、長期的に見ていく必要があります

確かに、急にブランド価値が高まることって考えにくいですよね。

私も色々な企業のマーケティング施策を見て、自分の業務や生活へのヒントを見つけていきたいと思います。

ウェブサイトの直帰率は、解約率と同じ意味?

直帰率は基本的に解約率のウェブサイト版である。

「データ・ドリブン・マーケティングー最低限知っておくべき15の指標ー」より引用

直帰率(つまりウェブサイトの滞在時間が5秒未満で離脱してしまうユーザーの割合)が、解約率と同義となる指標なんです。

この直帰率が低ければ、ユーザーの滞在時間が長くなるので、より効果的なウェブサイトというになります。

個人的には、ブログをやっているので、直帰率は非常に参考になりました。

ブログやっている方であれば、直帰率って気にされる方が多いのではないでしょうか?

単純に直帰率が高ければ、良いわけではないですが、ブログを長く見てくれてる方が嬉しいですよね。

ただ、ECサイトなどの販売サイトの場合、直帰率が低ければ良いというわけではないとのことです。

なぜなら、ユーザーの滞在時間が長いということは、それだけ商品の選択や購入を迷っているかもしれないから。

わてぃー

確かに迷った挙句、結局買わないみたいなこともよくありますよね。

私も今後ブログをやる上で、一つの指標として見ていきたいと思います。

まとめ

「データ・ドリブン・マーケティングー最低限知っておくべき15の指標ー」は、価値あるマーケティング施策がどういうものなのか?、そしてどのように実践していくかについて書かれた素晴らしい本でした。

さらにデジタルマーケティングについても書かれており、ウェブサイトを運営する人やブログをやっている人たちにも読んで欲しいと思う一冊です。

ちなみに、本を買う際は電子書籍ではなく、紙の本での購入がおすすめ。

この本では、たくさんの図や表が出てきているので、紙の方が見やすいんです。さらに電子書籍版だと一部の図がカットされているとのこと。

なので、可能であれば紙の本を買ってくださいね!

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この記事を書いた人

わてぃーのアバター わてぃー 副業ブロガー✖️ラジオパーソナリティー

20代後半のサラリーマンです。平凡なサラリーマンからの脱却を目指して、ブログや音声配信に挑戦しています。
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